今日は立秋ですね。
こちらドイツ、今日は曇り空で湿気があり、
風景とか空気の感じに、「秋」がすでに入り込んでいるのを
感じています。
季節としての現れより、奥の方ではすでにエネルギーとして
変化がおきており、
立秋から、陰のエネルギーが増えてきます。
陽も陰もひとつの中で、表れが強まったり弱まったりですが、
全体の中では極性としていつも在る。
最近、エレメントとのワークも進んできているせいか、
大きな構成要素に関心が向いていて、
個人的には、今ちょうどコースでの火のエレメントから
水のエレメントへの移行期で、
すでに、違う感じを受け取っていて、それが立秋のエネルギーと
シンクロしています。
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そしてこれからこちらにUPさせていただくのも
もしかしたら、隔日くらいのペースに変わるかもしれませんが、
「感じ」とシンクロして書かせていただくことには
変わりがありません。
今まで「火」のエレメントの、創造性、表現、行動という側面の
サポートを受けながら、ここ最近の取り組みだった気がします。
さて、「水」のエレメントとのワークに入って、
これから水のエレメントが、どんな風に私の中でダンスするのか、
私自身も楽しみです。
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★本題です。
「一度にいくつものことをしない」
これは意識していないとなかなか難しいです。
特に女性は、マルチタスクというのか、一度にいくつものことを
平行してこなしてゆくことに、慣れていますね。
食事の支度をしながら、洗濯機をまわし、かかってきた電話に応対し、
テレビも横目で追ったり、時には子供の宿題をみたりなど、
ある意味、朝飯前にできてしまうと思います。
反面、男性はどうなのかというと、この、マルチタスクが
女性ほど器用にこなせず、一度にひとつに集中する、
その傾向が自然にあるようです。
女性にとって、そのマルチタスク型としての自然な在り方が
ちょっと困った感じになるのは、
ストレスがとても高じているときです。
女性はストレス下では、普段より、より多くのことに気づき易いと
言われます。(男性は割に簡単に離れることができます。)
そういえば、試験の前などに部屋の片づけが気になって
肝心なことに手がつけられなかったり、
ストレス、たまってるなぁ~。。。と思いつつ、
そのそばから普段にも増して、あれも、これも・・・と
気になり始めるなどです。
これはある意味、DNAに組まれている、長い間の
女性がこなしてきた役割「巣を守る」ものとしての本能を、
ストレスがアラーム的に、呼び起こすからかもしれません。
疲れているのに、わかっているのに。。。
ほっとできない。
緩めない。
そんなときは、どうぞ一輪のお花をテーブルに乗せて
一分でもいいですから、ただ眺めて見てください。
ストレスが呼び起こしたマインド過剰な生体反応を、すっと収め、
バランスよくしてくれ、ほっとする、ちょっとしたスペースを
心に作ってくれます。
そこを元に、私たちの本来の呼吸を取り戻すことができます。
自然のリズムと添い、自分の「感じ」と添い、内なる声と添う。
それが忙しさの中で難しくなったときには、
自然界の友でもありティーチャーでもある、パワフルなお花に
助けてもらってください。
お花は感情にとてもよく効きますから、お花を眺め、
フラワーエッセンスを採り、ゆっくりお風呂を楽しむ。
そんなことで、目に見えないバランスは、大きく崩れる前に
調和へと戻ってゆきます。
そして、一度にいくつもを、機械的にやろうとしている自分に気づいたら・・・
ペースダウンを意識してみてください。