
車でも機械でも、動くものには潤滑油が必要です。
それは人間も同じ。
関節などの回りには、動きをサポートしスムーズにしてくれる
組織があります。
これは、人間生活にもそのまま当てはまりますが、
案外私たちは、精神論だけで乗り切ろうとしたり、
無理しすぎたりして、必要なその潤滑油の存在を
無視してしまうことがあったりします。
継続してスムースに動いてもらうには、
現実的に、潤滑油は必要なものなのです。
それを私たちの生活のリズムにも
意識して取り入れてみましょう。
● 何もしない時間
● 静かに座る瞑想の時間
● 自分を甘やかせる時間
● 生産的ではないけれど、魂にとって大切な時間
● 友人、家族、自分自身との時間
● 創造性を発揮する時間
直接何かプラスをもたらすものではなくても、
その心が自然に求めるものを、自分に与えてあげることで
それは潤滑油の役割をします。
成熟した人、社会とは、
その必要性をしっかり認識して、バランスとともに
自分を、他者を慈しみながら暮らせる人、社会です。
必要なものは、言い訳、後回しにせず
しっかり定期的に与えてゆきましょう。