☆ ロードクロサイト☆
星の王子さまのきつねのような存在(英知を伝えてくれる存在)が
出てきて、
こんな風景と話を伝えてくれました。
まずその場のイメージとして、ある子が、ドアの前で
どちらの部屋を選ぼうか迷っています。
けれど迷っていながらも、ニコニコしていて、
いずれにしても楽しい旅のような感じです。
ちょっと入って大まかに俯瞰してみると、
片方の部屋は穏やかで物事がとても安定していて平和です。
そこではあまりいろんなことが起こるわけでもなく、
旅する距離もごく短い感じなのです。
それは東京に住んでいて、ディズニーランドにでもゆく感じ。
そしてもう一方の部屋はというと、特急列車に乗りながら、
ビュンビュン飛ばしていろんな景色を見ながら、
また体感、体験しながら、
とてもエキサイティングでワクワウする旅です。
けれどのんびりゆったりの旅ではありません。
ごく速いスピードで、世界中を旅して回るような感じです。
そしてちょっとあまりにも速くすべてが起こる感じです。
その両方の部屋の良さがあって、どちらとも
その子は決められないのでした。
そうしたらそのきつねが、ほら、もうひとつの方法、道が
あると示してくれたのは、
その真ん中にある中庸の道でした。
その中庸の道は真っ白で、そこを歩いてゆく足音も白い砂浜につく、
しかもキラキラの足跡なのです。
その子はその3番目の道に魅了され、きつねに聞きます。
子供:「ねぇ、どうしたらそこを選べるんだろう?」
きつね:「それは真ん中にいるということなんだ」
子供:「でもどうやって?」
きつね:「それは実は、どこにもいないっていうことを
「知る」ことなんだ。
あのね、君がどこにもいないということは、
全部にいるということ。
そして全部にいるということは、
どこにもいないということ。
それをわかるために、体験しているというのが、わかるかな?
すべて自分が体験しているんだ。
すべてと遊んでいるんだ。
君はそれほど大きな存在で、クリエイティビティの
本当の大元である宇宙は、君の中でそんな風に
働いているということなんだ。
子供ってそうだよね?
あるときはこの世界にいて、あるときは別の世界にいる。
あっちへ行ったりこっちへ来たり、自由自在だよね。
とらわれがないし、どれが夢でどれが現実でという
区別もないんだ。
だって君らはそう在れるんだから。
子供はただそれを誰にいわれるまでもなく、ただ知っていて
「体験」しているということなんだ。」
子供:「ふーーん」
きつね:「だからね、理屈で縮めないで欲しいんだ。
だってそれはそれは大きなものなんだから。
そんなもので収まりきれないんだ。
理屈はその二つの部屋とひとつの道から、
ひとつを選べというよね。
けれどね、全部!あるんだよ。
そんなことを思い出させるのが、その石なんだ。
これには宇宙の創造のエネルギー、暖炉のような
クリエイティビティの炎があるんだよ。
君も内側にあるクリエイティビティを、
自由に解き放ってごらんよ!
感じるんだ、今君が選んだ世界を!
そしてそれはただひとつではないことも知っておいて。
それを「知っている」というところから眺めることが、
その白い足跡の真ん中の道にいるということなんだ。」・・・
***
子供心、インナーチャイルドとその創造性の炎。
そんな観点から語ってくれた気がします☆
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