感情をきちんと感じる

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泣き顔

感情は私たちとともに、いつもあります。

そして私たちへと影響を及ぼし、世界をどんな目で、

どんなめがねをかけて眺めるのかを、

決めてしまうくらいのパワーがあります。

 

たとえば、悲しみの感情で世界を、さまざまを見るとき、

本来はニュートラルなものなのに、

涙色、鉛色のトーンをかぶせてしまいます。

あるいは怒りで燃えていれば、

ザラザラした粗い質が、そこにすぐ加わります。

また、喜び、幸せの感情とあるときには、

世界は友に満ち、あたたかく安心でき、

笑みが自然にこぼれて、さまざまを簡単に

許せるようになります。

 

そして、喜びをもたらす感情を感じるのは

私たちにとって、とても楽しいことですが、

マイナスをもたらすと思える、ネガティブな感情は

なるべく感じないように、汚いものとしてささっと

片付けてしまいたくなります。

 

それが、見て見ぬふりで、ほんとうに片付くなら、ベストです。

けれど大人になって、ネガティブな感情が

実は消えていっていたのではなく、内側の深いところに

たまっていたのだと、

たとえば周囲に起こる、一見理不尽に思える出来事などから

それを気づかされたりします。

潜在意識が、それらの処理されていない重いもので

占められている場合、

なにかしらの方法で、それを知らせてくるものです。

 

小さな頃、本当はその場で泣いたり、わめいたり、怒ったりしたかったこと、

大人になってからも、周囲の目、大人として振舞う必要から

押さえつけることがほとんどだったこと。

それらの感情が、もしあふれるように出てきたら・・・

さらっとなかなか流せなくなったときには・・・

無理しないで、制限しないで感じてみましょう。

 

そしてしっかり味わったら、自然に消えてゆくのも感じましょう。

しっかり感じてしまえば、それを長く持ち続けることも

できなくなるのです。

あるいはトーニングという、感情が出てきたときに、

そのままで音を出して、感情がそれで吐き出されることで

自然にニュートラルな状態へと戻してくれる、

手軽なそんな方法を使うこともできます。

 

押さえつけて、爆発寸前になるまで溜め込むよりも、

しっかり感じて味わい、

そこからのメッセージに正直になり、

変化が必要なところには変化を、

コミュニケーションが必要なところには対話を、

許しが必要なところには、許しのワークを、

自分をより受け入れる必要があるのなら、

何にもまして力を注いで、自分を大切にしたり、

潜在意識からの信号と思って、必要なことをしましょう。

 

無理することよりも、

じゃまものとして扱うよりも

メッセージを持った大切なものとして

見てみましょう。

  • 2015 07.28
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